8月18日 |
A-1 |
公庄庸三(清風高等学校)
「6ヵ年一貫教育用の教科書「幾何学入門」を使ってのWorkshop」 |
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標記の教科書の中の「Activity」を実際に体験してもらって,technology
の正しい使い方を理解してもらう。幾何ソフトCabri
GeometryUを使用。初心者歓迎。
[中・高校の幾何/Workshop/初心者] |
A-2 |
井之上和代・長水壽寛(福井工業高等専門学校)
「TI-89を用いた微分の導入について」 |
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高専の2年で習う微分の導入のために,1年の春休みに出した課題についての紹介とそれを使った微分の導入について。
[高・数学U, V,高専・数学/発表形式/両者] |
A-3 |
室岡和彦(お茶の水女子大学附属高等学校)
「離散数学におけるグラフ電卓の活用」 |
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生成関数は,二項定理や級数を統合する役割を果たすが,テクノロジーの活用によって新しい視野が開ける。母関数に代わる「数値的アプローチ」や「コミュニケーションへの活用」など,グラフ電卓を利用した教材開発の事例を紹介する。
[高・数学T, A/Workshop/両者] |
A-4 |
公庄庸三(清風高等学校)
「6ヵ年一貫教育用の教科書「幾何学T」を
使ってのWorkshop」 |
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標記の教科書の中の「Activity」を実際に体験してもらって,technology
の正しい使い方を理解してもらう。幾何ソフトCabri
GeometryUを使用。初心者歓迎。
[中・高校の幾何/Workshop/初心者] |
B-1 |
川上公一(倉敷市立南中学校)
「TI-92入門 −中学で使う数式処理−」 |
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電卓で数式処理,それによって新しい発見があります。新しい授業展開が可能になります。初めて使う方のための入門講座です。電卓が計算結果を出すだけの時代は終わりました。21世紀には,問題解決のための環境となるのです。
[中学・数量関係/Workshop/初心者] |
B-2 |
片岡
啓(上宮高等学校)
「グラフ電卓で実現する発見と探求の授業」 |
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グラフ電卓は,数学の授業の中でともすれば見過ごされがちな発見や探求のプロセスを作り出し,概念的な理解を深めるための一つの方法となる。普段の授業にほんの少し付け加えることで可能になる試みを,三角関数のグラフなどについて報告する。[高・数学T, U/Workshop/初心者] |
B-3 |
渡辺 信(東海大学)
「TI-83と連立1次方程式の解法−T3-Internationalの報告を兼ねて−」 |
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連立1次方程式のいろいろな解法をTI-83を使って,参加者と共にグラフ電卓を操作しながら楽しむ。今回,アメリカでのT3でも,行列を用いた使用例の説明がなされていた。今回のグラフ電卓操作では,行列の機能を用いてみたい。[高・数学C/Workshop/初心者] |
B-4 |
田中憲三(千里国際学園中等部・高等部)
「生徒全員がグラフ電卓を持つ学校の実践報告<中学編>」 |
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中学課程におけるグラフ電卓の活用例をグラフ電卓初心者の方に実際に操作していただきながら紹介していきます。[中学・数量関係/Workshop/初心者] |
B-5 |
長水壽寛 (福井工業高等専門学校)
「TI-89を使った多項式の展開と因数分解」 |
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数式処理機能のあるTI-89を用いた,多項式の展開と因数分解の教材例を紹介します。学生の活動報告も合わせて紹介。[高校,高専・数学/Workshop/両者] |
C-1 |
平野圭一・大月一泰・木村善生
(岡山大学教育学部附属中学校)
「TI-92を使ってみよう」 |
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中学校数学でTI-92を使った授業を体験しながら,TI-92の使用方法や操作方法を体得していく。いっしょに操作することで,さらに発展した方向への意見も出し合っていく。
[中・数量関係/データ収集/Workshop/初心者] |
C-2 |
氏家亮子(金沢工業高等専門学校)
「What’s My Name ?
−グラフの式を当てよう!!−」 |
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電卓のプログラムがランダムに表示するグラフ。このグラフはいったいどんな式で表されるのか?「グラフをよむ」ことからスタートし,「関数の平行移動」を生徒自ら発見・活用するまでの授業実践報告。
[高・数学T, U, V/Workshop/初心者] |
C-3 |
藤井一正(大阪府立長吉高等学校)
「TI-83とCBL
−2次関数のグラフにこだわってみよう!−」 |
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グラフ電卓とデータ収集器CBLを使って,いろいろなグラフにチャレンジします。自分のイメージした通りに歩いたり,手をかざしたりしてグラフをかけますか?
[中学・数学と科学の融合,高・数学T/データ収集/Workshop/初心者] |
C-4 |
CBL/CBR
活用研究会(佐伯ほか8名)
「データ収集器の使い方紹介」 |
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初心者を対象にデータ収集器の使い方を紹介する。内容は,距離センサーによるボールのバウンド,斜面上のボール,単振り子の運動,温度センサーによるお湯の冷め方,音センサーによる楽器の音の実験などである。
[高・数学と科学の融合/データ収集/Workshop/初心者 |
D-1 |
西山寿延(有田町立有田中学校)
「Cabriを使った数学的探求活動の実践」 |
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Cabriは図形を動的に変化させながら長さや角度などの測定が可能なソフトである。この授業はコンピュータ画面で展開される図や数値の変化を通した探求活動が,「知識を作る場」になることを期待して試みた。
[中学・数量,図形関係/発表形式/両者] |
D-2 |
川上公一(倉敷市立南中学校)
「算額に挑戦
−インターネットの特性を生かした課題学習−」 |
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現代の算額を復権することをめざして,3年課題学習で「算額に挑戦」を実施した。現在,少しずつ算額ネットワークができつつある。 [中学・課題学習/発表形式/両者] |
D-3 |
小出岳夫(茨城県立水戸第三高等学校)
「振り子の観察を通した 2次関数の指導」 |
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2次関数に対する理解の深化を目的として,振り子の観察を授業に取り入れた。生徒の様子や授業について紹介する。[高・数学T/発表形式/両者] |
D-4 |
佐藤
一(静岡県立御殿場南高等学校)「身近な現象より学ぶ数学」 |
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主に簡単な笛づくりとその音の解析の中で数学を活かすことを学ぶ。対数・指数関数が人の感覚の中に生きていることを体験し,身近なものとして学ぶ。数T,
A, Uなどの内容を活用する。
高・数学T,
U,
A, 数学と科学の融合/データ収集/
Workshop/両者] |
D-5 |
渡辺 信(東海大学)
「人と道具の役割分担
−TI-89を活用して−」 |
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Technologyの活用を促すためには,道具の使用可能な部分と,使用する必要がある内容を明確にする必要がある。TI-89を使って人が考えることの重要性と道具が補助する部分の役割分担を考える。
[高校,大学・数学/発表形式/初心者] |
D-6 |
渡辺
信・森
さや香(東海大学)数学を楽しむ(実践活動報告)−「歩いてグラフを書く」と小学生数学活動−」 |
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グラフを理解するためには具体的に体を動かして体験することは好ましい。科学の祭典などでの実践を通して,数学を楽しむことができたことを,アンケートを用いて報告する。
[中学,高・数学と科学の融合/発表形式/初心者] |
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公開授業:公庄庸三(清風高等学校)
「TI-92を使った幾何(独自編集の教科書使用)」 |
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4月から中学1年生の1クラスにTI-92を全員,常時持たせている。教科書は独自編集の教科書を使用。その生徒たちのにぎやかな議論を見ていただけるでしょう。
[授業時間:80分 質疑応答:25分 教員参加20名まで] |
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8月19日 |
A-1 |
一松
信(東京電機大学)
「電卓による発見的学習の一例」 |
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3分の1ほど本年3月のT3米国大会の報告。あとは具体例として,“交代符号行列”の予想(現在では解決済)に関する数値例と予測を述べる。[高・数学C,大学・数学/発表形式/経験者] |
A-2 |
梅野善雄(一関工業高等専門学校)
「TI-89を利用した関数のグラフ描画」 |
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TI-89の初心者を対象とする。この電卓を利用して,媒介変数表示や極座標で表された関数のグラフを扱ったときの教材例や,いろいろな関数のグラフを組み合わせて作成した学生のグラフアートを紹介する。
[高・数学T, U, V/Workshop/初心者] |
A-3 |
長水壽寛(福井工業高等専門学校)
「TI-89を用いた微分の教材例」 |
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TI-89を用いた微分の教材例を紹介する。[高校,高専・数学/Workshop/両者] |
A-4 |
坪川武弘(福井工業高等専門学校)
「人工増減の方程式
−微分方程式−」 |
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人工の増減はマルサスが単純な微分方程式で説明しました。もう少し複雑な式もよく知られています。日本のデータなどを参考に,このあたりをいっしょに調べてみましょう。
[高校,高専,大学・数学/Workshop/両者] |
A-5 |
現役大学1年生3名(清風高校OB,阪大)
「高校時代にTI-92を使った感想」 |
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現役の大学1年生が3名登場。彼らが高校2年間(長い生徒は3年間)TI-92をどのように使い,何を思い,何を探求したか。それが今の自分にとって役に立っているのか。生徒の立場からみた
technology 考を話してくれるでしょう。
[−/発表形式/両者] |
A-6 |
公庄庸三(清風高等学校)
「清風高校数学教育研究所研究報告」 |
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平成12年4月設立の上記研究所の活動と成果の報告および今後の展望を話す。
[−/発表形式/両者] |
B-1 |
公庄庸三(清風高等学校)
「6ヵ年一貫教育用の教科書「代数学入門」を使ってのWorkshop」 |
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標題の教科書の中の「Activity」を実際に体験してもらって,technologyの正しい使い方を理解してもらう。TI-92を使用。初心者歓迎。[中・高校の代数学/Workshop/初心者] |
B-2 |
植野美穂(東京学芸大学教育学部附属高等学校大泉校舎)
「曲線のデザイン」 |
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小さな歯車と円形にくりぬかれた定規がセットされた「デザイン定規」を使うと,さまざまなトロコイドの曲線が描けます。この「デザイン定規」が描く図形を,グラフ電卓を使って探求する授業を紹介します。
[高・数学C,美術/Workshop/両者] |
B-3 |
大西俊弘(奈良女子大学文学部附属中等教育学校)
「四角形や六角形のコマを作ろう」 |
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作図ツールを用いた四角形の重心に関する考察。
[高・数学/発表形式/両者] |
B-4 |
梅野善雄(一関工業高等専門学校)
「数式処理電卓TI-89の工学系専門科目における
利用例」 |
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TI-89やTI-92Plusの数式処理能力は極めて高度であり,工学系専門科目での使用にも十分に耐え得るものがある。応用数学や応用物理で実際に利用する場合の具体例を紹介する。
[大学・数学,物理/発表形式/両者] |
C-1 |
中込雄治(東京都立南多摩高等学校)
「インターネット時代の統計」 |
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グラフ電卓は統計機能もかなり充実している。それはインターネットから収集したデータの解析にも,大きな力を発揮する。生徒のレポートをもとに,どんな活用法があるかを模索する。
[高・数学B, C/発表形式/両者] |
C-2 |
佐伯昭彦・氏家亮子(金沢工業高等専門学校)
「未来を予測しよう
−回帰分析機能を使った予測−」 |
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「この傾向が続くとしたら,未来はどうなるだろう?」
実際の社会現象データを使って,未来を予測してみた。生徒たちはグラフ電卓に表示された結果からいろんなことを感じ取ってくれた。授業実践と生徒のレポート内容を報告する。
[高・数学B, C,高専/Workshop/両者] |
C-3 |
末廣
聡(岡山市立岡山後楽館中学・高校)
「電卓を活用する行列教材」 |
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多変量を一度に処理できる行列には,従来学習した数にはない魅力があります。米国の教科書の例を中心に教材を紹介し,実践を報告します。
[中学・数量関係,高・数学C/Workshop/両者] |
C-4 |
CBL/CBR
活用研究会(佐伯ほか8名)
「データ収集器の使い方」 |
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初心者を対象にデータ収集器の使い方を紹介する。内容は,距離センサーによるボールのバウンド,斜面上のボール,単振り子の運動,温度センサーによるお湯の冷め方,音センサーによる楽器の音の実験などである。[高・数学と科学の融合/データ収集/Workshop/初心者] |
D-1 |
馬場博史(千里国際学園中等部・高等部)
「生徒全員がグラフ電卓を持つ学校の実践報告・導入過程紹介を数V微分の応用 |
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<紹介編>本校のカリキュラム及びグラフ電卓導入課程の紹介。
<数学V編>数V「微分の応用」での授業紹介。
[高・数学V/発表形式/両者] |
D-2 |
高橋寿弥(千里国際学園中等部・高等部)
「生徒全員がグラフ電卓を持つ学校の実践報告(数学T編)」 |
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数学T「2次関数」での授業を紹介する。[高・数学T/発表形式/両者] |
D-3 |
中込雄治(東京都立南多摩高等学校)
「幾何の証明とアイデア(カブリ)」 |
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幾何の証明問題においていろいろな解法を考える上での図形ソフトの活用例を模索する。特殊な解から一般的な解をどう導くかをカブリで探る。
[中学・図形関係,高・数学A/発表形式/両者] |
D-4 |
後藤貴裕(東京学芸大学教育学部附属高等学校大泉校舎)
「グラフ電卓を用いたロボティクス実習」 |
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普通高校でも科学が身近な技術に応用されていることを体験的に習得できるように,身近なテクノロジーであるグラフ電卓とCBLを用いたロボット実習教材を開発し実践してきた。ここでは,生徒の活動を追体験しながら,普通課程高校における科学技術教育の意義について意見交換の場としたい。
[高・CBL応用・情報科学/一部データ収集/発表・Workshop
/両者] |
D-5 |
小寺
裕(東大寺学園高校)
「江戸時代の
technology 検証」 |
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江戸時代の数学(和算)では,コンピュータも電卓もないのに,どのようにしてあのような複雑な計算や公式ができたのだろうか。Mathematicaを使って和算の公式を検証する。
[数学史/発表形式/両者] |
D-6 |
坪川武弘・長水壽寛(福井工業高等専門学校)
「13th T3
-International Conference (Columbus) 報告」 |
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今年3月に米国Columbusで開催された第13回
T3 国際会議(T3
はTeachers
Teaching with TechnologyTM の略。「ティーキューブ」と読みます) の発表状況や雰囲気などを報告します。
[ − /発表形式/両者] |
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公開授業:公庄庸三(清風高等学校)
「TI-92を使った関数の授業・課題探求を発表」 |
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高校2年生の1クラスに,4月からTI-92を全員,常時持たせている。最近では普通の講義のときにも,かってにいろいろ自分で探求している生徒が増えてきた。夏休みに何か課題を与えて,それについての探求を発表する授業を公開します。
[授業時間:80分 質疑応答:25分 教員参加20名まで] |