T3
Japan
Representative |
秋山 仁 (元東京理科大学) |
Conference
Leader |
伊藤 稔 (
東京理科大学) |
Program Organizer |
勢子公男 (東京理科大学) |
Program
Organizer |
半田 真 (東京女学館中学・高等学校) |
WWT3
Coordinator |
渡辺 信 (生涯学習数学研究所) |
T3
Japan
Administrator |
中澤房紀 (Naoco Inc.) |
ごあいさつ
1987(昭和62)年、オハイオ州立大学のワイツ(Waits, Bert
K.)教授とデマナ(Demana, Franklin)教授がスタートさせたT3(Teachers
Teaching with
Technology)は、1990年代にはアメリカの情報スーパー・ハイウエイ政策の波にのり、10年後の1997(平成9)年に日本に上陸してT3Japan(ティーキューブ・ジャパン)第1回大会が工学院大学で開催されました。以後2021〜22年のコロナ禍を経て、昨年度ようやく鶴見大学において対面で再開できました。
日本でT3がスタートして、四半世紀が過ぎようとしています。いま世界中の学校では、インターネットを媒介とした教育テクノロジーの導入が急進的に進みました。数学教育に限らず、ほとんどの学校教育現場は、タブレット・PC等が導入されました。昨今では人工知能(AI;例えばChatGPT)の普及により、学校関係者のみならず、社会で活躍している多くの人々は、その活用方法について、期待と不安が渦巻いている状況です。
ここで、学校教育にテクノロジーを導入することは、単に理数教育だけではなく、人々がAI活用時代に、ともに生きること、本当に何かをわかるためには、自分のわかりかたそのものを作ること。理数探究とは、それぞれ自分の探究「スタイル」の存在と発見の営みであることをT3JAPANの参加を通して、体験できる機会となれば幸です。
T3の各発表は、参加者のみなさまのご意見や情報提供の場でもあります。ぜひ参加者の皆様のご意見をお聞かせください。学校教育現場で実際に用いているICT機器等を使いながらテクノロジーの活用全般について、意見交換と情報共有ができれば幸いです。
よろしくお願いいたします。
大会運営委員長 伊藤 稔(東京理科大学,近代科学資料館 館長)
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