T3
Japan
Representative |
秋山 仁 (元東京理科大学) |
Conference
Leader |
伊藤 稔 (
東京理科大学) |
Program Organizer |
勢子公男 (東京理科大学) |
Program
Organizer |
半田 真 (東京女学館中学・高等学校) |
WWT3
Coordinator |
渡辺 信 (生涯学習数学研究所) |
T3
Japan
Administrator |
深野敬輔 (ケニス株式会社) |
T3
Japan
Administrator |
中澤房紀 (Naoco Inc.) |
ごあいさつ
1996(平成8)年、京都大学名誉教授一松信先生は、T3JAPANの設立趣意書の中で、1992年オハイオ州立大学のウェイツ(Waits,
Bert K.)教授とデマナ(Demana,
Franklin)教授らの高校でのグラフ電卓による高等学校数学での活用に端を発して瞬く間に全米、カナダやヨーロッパの国々に広がったT3(ティーキューブ:Teachers
Teaching with
Technology)の活動に賛同して日本のT3JAPANがスタートしたと記しました。その後、PCの普及、インターネットの整備、近年のAIの登場により、今では、グラフ電卓ソフトの普及も進んでいます。
しかし、残念ながら日本の教育現場では、タブレット端末やPCが児童生徒に1人1台普及したにもかかわらず、その活用がまだまだ十分とは言えない教育現場の状況が散見されます。これまで、国内で「グラフ電卓研究会」が何度も開催されてきました。そこでは本質的に新しい試みを通して、試行錯誤を繰り返して、より一層のICT教育の普及発展を続けてきました。特にその主目的は数学教育に留まることなく、広くコミュニケーション・情報交換の場であることは、今も変わりまません。
日本では、工業高等専門学校を中心にグラフ電卓やICTが積極的に活用されてきました。近年特に、小学校・中学校・高等学校でインターネットやタブレット端末が使用されるようになりました。さらにグラフ電卓(ソフト)活用による革新的な教育改革が推進されると確信しております。現代社会で急速に普及しているAIやインターネットPCが、日常生活に欠かせない個々人のスマホ端末に置き換わる中で、その有意な活用方法を多くの方々とシェアーする場に、このT3JAPANのワークショップがなることを祈念しております。
大会運営委員長 伊藤 稔(東京理科大学,近代科学資料館 館長)
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