The 7th T3 Japan Annual Meeting
2003年8月2日(土)〜3日(日)
大阪:清風中学校・高等学校

 

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  T3 Japan Representative   一松    (京都大学名誉教授)
  Conference Leader   公庄庸三(清風中学校高等学校)
  Program Organizer   片岡  (大阪府立吹田高等学校
  Program Organizer   藤井一正(大阪教育大附属高校平野校舎)
  Program Organizer   山野正善 (大阪府立美木多高等学校)
  T3 Japan Administrato   中澤房紀 (Naoco Inc.)

                  

Technology を利用した数学教育の実践報告・研究成果の発表と,これから授業にTechnology を活用していこうと考えておられる先生方への講習会を兼ねたT3 Japan 7回年会を大阪の清風高等学校で開催いたします。

これまでの教育は,知識の詰め込みのために「覚えること」「練習すること」が中心でした。これは受け身の学習です。試験が終わればきれいに忘れ去られる内容です。これからの学習には「作ること」「鑑賞すること」「発表すること」が大切です。これらは能動的な学習です。これらの能動的な学習活動を取り入れようと思っても,「教科書とチョークと黒板」だけでは革命は起こり得ません。それなりの「道具」が必要です。その道具の一つが「Technology」なのです。日本では「グラフ電卓」と呼ばれている道具です。  

しかし,Technology という言葉にアレルギー症状をおこされる先生方が非常に多いのが,日本の教育現場の実情でしょう。Technologyを教えるのではありません。数学の学習を通して,生徒にどのような力を身につけてもらいたいのか? そのためにどのような授業改革を行うのか?ほとんどの先生は,教科書と黒板と自分の説明だけの授業に限界を感じ,何とか数学の授業を活性化させようと試行錯誤の連続でしょう。このT3 Japan は「授業改革のための道場」なのです。Technologyだけが数学授業活性化の道ではありません。でも一度参加してみましょう。きっと何かヒントにある体験ができるでしょう。

この会は,日本でおなじみの形式にとらわれたセレモニーなどまったくありません。発表者が自分で自分の持ち時間を自由に運営していきます。Technologyを用いる教育がメインですから,ワークショップ形式が多く,参加者が実験に加わり自分がTechnologyの効果を体験できることが大きな特徴でしょう。とにかく時間を有効に使って,聴講者と発表者が一体となって将来の日本の数学教育を立て直そうという時間なのです。

この会も第7回を迎えることになり,新しい発表者も続々登場です。あなたと生徒で作り上げた些細な感動の授業を再現し,参加者みんなでその感動を共有しようではありませんか。

なお,今年は特別企画として,京都大学の上野健爾先生に「21世紀の数学教育についての熱い思い」を語って頂く時間をもうけることになりました。初日の最終セッションです。このあとT-cubed beer を飲みながら,上野先生と夢を語りあいましょう。

       (公庄 庸三 <清風高校数学教育研究所 所長>)

 

                
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東京都立川市高松町3-14-11 Naoco Inc.内
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